
6月の奈良県イベントまとめ|紫陽花・伝統行事・夏越祭まで見どころ紹介
紫陽花が寺社を彩る一方で、虫送りや夏越の大祓、茅の輪くぐりなど、古くから地域に受け継がれてきた行事も各地で行われます。
今回は、2026年6月に奈良県で開催される主な行事・イベントを、見どころとあわせて紹介します。
おでかけ前には、天候や開催内容の変更がないか、各公式サイト・観光情報をご確認ください。
紫陽花を楽しむなら「大和観音あぢさゐ回廊」
2026年は6月6日(土)から7月5日(日)まで開催予定。期間中は各寺で趣向を凝らした紫陽花の飾りつけや、限定の紫陽花切絵朱印などが予定されています。
桜井市の長谷寺は「花の御寺」として知られる名刹。あぢさゐ回廊の時期には、登廊や境内が紫陽花で彩られ、梅雨時期ならではの華やかな景色を楽しめます。
明日香村の岡寺は、花手水や境内を彩る花景色でも人気の寺院。紫陽花の季節には、飛鳥散策とあわせて訪れたいスポットです。
宇陀市の室生寺は、山あいの静けさと寺院建築が魅力。雨上がりの緑や石段と紫陽花の組み合わせは、落ち着いた奈良らしさを感じさせてくれます。
高取町の壷阪寺は、巨大な石仏や山寺の眺望と花景色が印象的な寺院です。紫陽花の季節には写真映えする風景を楽しみたい方にもおすすめです。
6月中旬〜下旬の伝統行事・祭事
藤原鎌足公の奥方・鏡女王を祀る東殿の例祭です。鏡女王は縁結びの神様としても知られており、恋愛成就や良縁を願う参拝者にも親しまれています。
田の虫送りは、松明を持って水田地帯を練り歩き、豊作を願う地域の伝統行事です。田植え後の里山風景と火の列が重なる、6月らしい幻想的な行事です。
率川神社の例祭で、笹百合の花を神前に供えることから「ゆりまつり」とも呼ばれます。例祭は6月17日10時30分に斎行予定。奈良市中心部からもアクセスしやすい伝統行事です。
宇陀市大宇陀の阿紀神社能舞台で行われる能楽公演です。2026年は能「雷電」、狂言「萩大名」が予定されています。歴史ある神社の能舞台で、初夏の夜に伝統芸能を味わえる貴重な機会です。
山添村切幡地区で行われる虫送り。夏至の頃、松明を持った行列が集落や水田周辺を進み、五穀豊穣を願います。地域に根付いた行事のため、見学時は住民の方や通行の妨げにならないよう配慮しましょう。
奈良市の大安寺で行われる行事です。竹の徳をたたえ、竹供養や癌封じの祈祷、笹酒の授与などが行われます。健康を願う参拝者に親しまれている6月の行事です。
6月30日は夏越祭・大祓の季節
天理市の石上神宮で行われる神事です。「でんでん祭」として親しまれ、神剣の渡御にまつわる行事として知られています。6月末の奈良の伝統行事として覚えておきたい祭事です。
大和神社では、6月30日に夏越の大祓式・茅の輪くぐりが行われます。茅の輪をくぐり、半年間の罪穢れを祓い、残り半年を清々しく過ごせるよう願う神事です。
近くの神社でも実施される場合がありますので、地域の神社の案内もあわせて確認してみると良いでしょう。
6月の奈良イベント一覧
| 開催日 | 行事・イベント | 場所 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 6月6日〜7月5日 | 大和観音あぢさゐ回廊 | 長谷寺・岡寺・室生寺・壷阪寺 | 四ヶ寺を巡る紫陽花イベント |
| 6月14日 | 鏡女王祭 | 談山神社 | 縁結びの神様として知られる鏡女王の例祭 |
| 6月16日 | 田の虫送り | 奈良市小倉町 | 松明を持って水田地帯を歩く伝統行事 |
| 6月16日〜18日 | 三枝祭(ゆりまつり) | 率川神社 | 笹百合を供える奈良市中心部の伝統祭 |
| 6月20日 | 第32回あきの螢能 | 阿紀神社 | 初夏の夜に楽しむ能楽公演 |
| 6月21日 | 切幡の虫送り | 山添村切幡 | 夏至の頃に行われる地域の虫送り |
| 6月23日 | 竹供養(癌封じ笹酒夏祭り) | 大安寺 | 竹供養と健康祈願の行事 |
| 6月30日 | 神剣渡御祭(でんでん祭) | 石上神宮 | 石上神宮で行われる6月末の神事 |
| 6月30日 | 夏越の大祓式・茅の輪くぐり | 大和神社ほか | 半年の罪穢れを祓う神事 |
まとめ|6月の奈良は、花と祈りの季節
雨の季節だからこそ美しい寺社の花景色、松明が揺れる虫送り、夏を迎える前に心身を清める夏越の大祓。
梅雨の奈良は、しっとりとした風情と昔ながらの行事を楽しめる季節です。
気になるイベントがあれば、ぜひ開催日やアクセスを確認して、6月の奈良へ出かけてみてください。
参考:奈良県観光公式サイト「なら旅ネット」、奈良市観光協会、奈良市生涯学習財団、各社寺公式サイト等。
