お知らせ

秋の花粉にご注意!

暮らし方を考えよう
花粉症

花粉症と言えばスギ・ヒノキなど春のイメージですが、
今年はブタクサなど秋花粉が猛威を振るっています。
10月21日に配信されたyahoo!ニュースによると、今年は例年の10倍の飛散量で
主な理由として今年は台風が少なかったこと、夏が非常に暑かったことが挙げられます。
スギ・ヒノキなど花粉の種類が決まっている春に比べて
秋花粉は主に河川敷に生える雑草が原因のため種類が多く、飛散期間が長いのが特徴です。
花粉は小さいためお部屋の中にも簡単に入ってしまうので、お部屋にいながら対策が必要です。


TEXT:MARUWA


 
ブタクサ1

代表的なものがブタクサ

ほぼ日本全域に生息する1年草で、道ばた・河川敷・空き地・畑など、
とにかくそこらじゅうに生息するまさに雑草。
ミツバチなどの虫が花粉を運ぶのを「虫媒介」と呼ぶのに対しブタクサは風が運ぶ「風媒介」 なので
ヒトが簡単に吸い込んでしまい非常に厄介です。
小さな子供は悪化すると小児喘息を引き起こす事もあり注意が必要です。
ブタクサ2
意外にも日本で初めて発見された花粉はスギ・ヒノキではなくブタクサだそうです。
症状は他の花粉と同じくくしゃみ・鼻水・鼻づまりで目のかゆみ・のどの痛み・皮膚が荒れる等多岐にわたります。
春花粉との違いはのどの痛みや手荒れが出やすいのが特徴です。
よって急に寒くなったことによる風邪や季節の変わり目に起きやすい皮膚の不調と間違いやすくなります。
ブタクサの他にもヨモギやカナムグラ(下記画像)も注意が必要です。 カナムグラ



花粉対策はコロナ対策にも

マスク・手洗い・うがい・外から帰ったら衣服をはたくといった基本的な対策は コロナ対策にも通じます。

窓を開けていると花粉がお部屋に入ってきますが換気は必要なので
飛散量が比較的少ない早朝・夜に換気を行いましょう。
マスク
この時期はぽかぽかと暖かく布団を外に干したくなりますが
そのまま取り込んでしまうと花粉を大量に持ち込んでしまうので、
よくはたいてから取り込むか、布団乾燥機を活用しましょう。

花粉は非常に小さいので、風の強い日に窓の隙間から簡単にお部屋に侵入します。
こまめな掃除が必要になりますが、いきなり掃除機をかけると花粉が舞い上がってしまうので
まず拭き掃除をしましょう。(ここは通常のホコリ掃除と同じです)

また、デルタ株の主な症状はのどの痛みになるので、花粉症と間違いやすくなります。
発熱がないかも注意し、場合によっては医療機関に相談しましょう。